秋田県の特徴

By 坂本　洋 (Own work)[GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

秋田県は、男鹿市の「なまはげ」や横手市の「かまくら」、大仙市の「全国花火競技大会」など魅力的なイベントが満載で、観光旅行にはピッタリの県と言えます。また、重要伝統的建造物群保存地区とされている角館は、城下町の面影が今も残り“みちのくの小京都”とも呼ばれおり、年間約200万人もの人が訪れる有名な観光地として知られています。おすすめの国定公園と言えば、「男鹿国定公園」です。男鹿温泉郷もあるので、出稼ぎで訪れた際には足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？

秋田県の地元グルメ

きりたんぽ

「きりたんぽ」発祥の大館市・北鹿地方で、古くから愛されている「おふくろの味」です。硬めに炊き上げたうるち米のご飯を潰し、秋田杉の棒に竹輪のように巻きつけたものを囲炉裏でこんがり焼き上げます。食べ方は、味噌を付けて焼きそのまま食べたり、棒から外し鶏肉やセリや笹がきゴボウなどと一緒に煮て味わう「きりたんぽ鍋」などがあります。

By Cal3135 (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

稲庭うどん

独特の手延べ製法で作られた干しうどんです。ゆで上がりの早い細めの麺で、なめらかな舌触りとツルツルとした喉越しが特徴です。寒い季節には温麺で、暑い季節には冷やし麺で、家庭や飲食店で一年に渡って食べられています。秋田県を代表する名産品として知られており、観光客のお土産としても人気があります。

By Hyougushi from Yakisoba restaurant Ganso Kamiya Yakisoba in Yokote, Akita (Flickr) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

横手焼きそば

ストレートの太麺を使い、キャベツや豚挽肉、店舗によってはホルモンを具材にします。比較的に甘い味わいで、各店独自のダシ入りのウスターソースで味付けされます。トッピングに片面焼きの半熟目玉焼きを乗せ、福神漬を添えるのが特徴と言えます。

あいがけ神代カレー

小麦粉とカレー粉を炒めて作る、懐かしい家庭の味を復活させた「昔風カレー」と、デミグラスソースベースで作る「現代風カレー」を一皿に合い掛けにしてあるのが特徴のカレーライスです。トッピングには温泉卵を乗せ、つけ合わせには大根を燻製にして漬けた秋田名物の漬物「いぶりがっこ」が添えられます。

十文字ラーメン

十文字町で愛され続けるご当地ラーメンであり、一番の特徴は、スープとの絡みを追求することで生まれた、コシがあって舌触りの良い細めの縮れ麺です。スープは、鰹、煮干し、昆布など和風系のダシに、秋田の芳醇な醤油を合わせてあっさりと仕上げられた魚介系醤油味です。具材には、メンマ、ナルトといったスタンダードなものに加えて、揚げふをのせるのも特徴です。