日本でも有数のフルーツ王国宮崎
宮崎県の特徴
九州の南東部にある宮崎県は、暖かく温暖な気候のため日本でも有数の農業県といえます。早場米が採れる稲作や、野菜、柑橘系の果物、薩摩芋、葉たばこなどの栽培が盛んで、近年では全国的にも人気の高い高級フルーツ「太陽のタマゴ」というマンゴーがお土産としても人気です。また、地鶏の産地としても有名で、「チキン南蛮」は宮崎県民のソウルフードといえるでしょう。
宮崎県の地元グルメ
チキン南蛮
宮崎県を代表するご当地グルメ「チキン南蛮」は、鶏肉（ムネ肉またはモモ肉）に衣を付けて揚げたものを甘酢タレにからめてタルタルソースをかけて食す鶏料理です。宮崎県内の飲食店やお惣菜屋では定番のメニューとなっているばかりでなく、家庭料理としても広まっています。
冷や汁
「冷や汁」は、魚のすり身に胡麻、炙ったみそ等を合わせ、魚の頭、骨、昆布等からとった出汁でのばしたスープに豆腐を加えたものをご飯や麦飯にぶっかけて食べる宮崎県民のソウルフードです。夏の暑さが厳しい宮崎県ならではの夏バテ解消メニューです。
肉巻きおにぎり
「肉巻きおにぎり」は、醤油ベースのタレに漬け込んだ薄切りの豚肉をご飯に巻き、オーブンでじっくりと焼き上げた宮崎県のご当地ファーストフードです。近年では東京へも進出し、専門店では行列ができるほどの人気となっています。
飫肥天（おびてん）
「飫肥天」は、江戸時代から伝わる日南地方の郷土料理で、日南灘近海でとれる新鮮な小魚（鰯、鯵、トビウオ等）を丸ごとすり身にしたものを豆腐と合わせ、味噌、醤油、黒砂糖を加えて揚げたものです。薩摩揚げに似ていますが、薩摩揚げよりふんわりとした柔らかい食感で少し甘めの味わいが特徴です。
鯨羊羹
宮崎市の銘菓「鯨羊羹」は、米粉を練ったものを餡ではさんで蒸した和菓子で、その発祥は江戸時代といわれています。日持ちがしないので“菓子の刺身”と言われる和菓子なので、宮崎県へ訪れたら是非味わってほしい一品です。
