岡山県の特徴

By Krmt (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

岡山県で定番の観光スポットといえば、倉敷です。美観地区と呼ばれる地域には運河が流れ、古い町並みが両側に続いており、家族連れやカップル、友人グループなど様々な旅行者がその町並みを楽しんでいます。また、国宝の吉備津神社は豪壮かつ優美な「比翼入母屋造り」の屋根を全国で唯一見ることができ、県を代表する観光名所としても知られています。古の歴史と美しい自然に出会えるのが岡山の魅力です。出稼ぎに訪れた際には、温泉も楽しんでみてはいかがでしょうか？

岡山県の地元グルメ

By Banku (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

カキオコ

県南東端に位置する日生は古くからの漁師町で、特に瀬戸内の新鮮なカキの名産地と知られています。このカキを具材に使用したお好み焼きが“カキお好み焼き”、通称「カキオコ」です。お好み焼きとの相性は抜群で、ジューシーな風味が口の中に広がります。

By Chen4 (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

えびめし

ご飯とエビなどの具材を一緒に炒め、ソース味に仕上げた料理です。味の決め手になるのはソースで、ドミグラスソースやケチャップ、カラメルソースなどを基本として、それぞれのお店が独自の工夫を凝らした特製のソースで味わえます。黒褐色のピラフ風ご飯に錦糸卵をのせ、キャベツの千切りを添えたものが一般的な「えびめし」です。

By Kossy@FINEDAYS from Izakaya Marumasu-Ya in Akabane, Kita, Tokyo (Flickr) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

ママカリ料理

「ママカリ」は、瀬戸内海周辺の地域での呼び方で、一般的には“サッパ”と呼ばれているニシン科の小魚のことです。小さい割に油が多く、青魚独特の臭みが少ないという特徴を持っています。頭とワタを除いた酢締めが有名ですが、素焼きにしたものを醤油につけたり、唐揚げなどにしてもおいしいです。

By Kyoww (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

笠岡ラーメン

特徴は、鶏ガラスープの醤油味で、チャーシューの代わりに鶏肉を煮た“煮鶏”を具材に使うことです。使う鶏は、採卵を終えた親鶏で、シコシコと歯応えがあり、美味しい出汁がとれ、シンプルで優しい味わいが楽しめます。笠岡市は養鶏が盛んであった為、手軽に手に入れられる食材を生かしたラーメンが生まれたようです。

ホルモン焼きうどん

県北東部に位置する津山市周辺は、古くから和牛の産地です。牛の内臓肉を使った「ホルモン焼きうどん」は、鉄板焼きのお店を中心に昭和後期から食べられてきた人気メニューです。B-1グランプリなどに出展しており、味付けは醤油、味噌、ソース味など店よって様々ですが、自家製のタレを作ってバラエティに富んだ味が楽しめます。