徳島県の特徴

京浜にけ at Japanese Wikipedia [GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

四国の東部に位置しており豊富な自然資源を有する徳島県は、徳島平野以外は山地の割合が多く、急峻な山々が連なる四国山地の山間部は降水量が多い所です。観光スポットとして鳴門大橋の海上450mの歩道橋からは、大小様々な渦潮を眺めることができたり、眉山やかづら橋といった日本映画の舞台になった名所などがあります。吉野川や剣山などでは雄大な自然も満喫することができます。また、徳島県は盆踊りの一種である阿波踊りの本場でもあり、夏季には県内各地でイベントが開催されます。複数の鉄道路線が乗り入れる徳島駅周辺や名勝地の近くにはホテルや旅館などの宿泊施設が点在しており、出稼ぎの際にも安心です。

徳島県の地元グルメ

By Banku (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

徳島ラーメン

トッピングに大きな特徴があり、チャーシューの代わりに豚バラ肉を使用することが多く、食べる直前に生卵をのせて食べるお店があったりと、他の地域のラーメンとは違った味わいを楽しめます。現在の徳島ラーメンは、スープの色を目安に、白色系・茶色系・黄色系といった3つの系統に分類され、それぞれ違った美味しさが楽しめるようです。

By Mti (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

フィッシュカツ

四国近海で獲れるタチウオやエソなどの魚のすり身に、カレー粉や唐辛子などを混ぜ合わせて薄くのばし、パン粉を付けてカラッと揚げた徳島県ならではの画期的な魚肉練り製品です。ソースやマヨネーズなどをつけて食べたり、そのままでもピリ辛でクセになる美味しさです。県内の殆どのスーパーで販売されており、子供から大人まで皆に愛される県民食です。

滝の焼餅

徳島市を中心に製造と販売がされている名物菓子であり、“とくしま市民遺産”に選定されています。もち米粉を練った生地に餡入れて平らな菊の模様型に焼いた銘菓です。甘さ控えめで香ばしく、上品な味わいで人気があります。

祖谷そば

剣山の麓に位置している祖谷地方で収穫したそばで作られます。祖谷地方は、水捌けの良い急斜面と昼と夜の寒暖差が激しく、そばの栽培に適している事から質の良いそばの実が育ちます。つなぎを殆ど使わず麺が太くて長さが短いですが、そば本来の風味が十分な味わいです。

でこまわし

徳島の昔から伝わる郷土料理で、ジャガイモ・豆腐・コンニャク・そばだんごなどを竹串に刺し、味噌ダレをつけて囲炉裏でグルグルと回しながら焼く田楽のことです。材料で使われるジャガイモは徳島の方言で“ごうしいも”とも呼ばれ、地元で栽培される小ぶりで煮くずれしにくいものが使われます。