江戸から続く日本の「食」の中心東京
東京都の特徴
By Morio (Own work) [
日本列島の関東に位置する、人口約1300万人（2015年現在）の世界でもっとも人口が多いとされる大都市です。また日本の首都でもあり、世界でもっとも大きな経済圏を持つ都市としても有名で、その経済規模はニューヨークの1.4倍あるそうです。
スカイツリーや東京ドーム・新宿や渋谷など先進的な都市文化を楽しめる観光地と、江戸の風情を感じられる築地本願寺や寛永寺、自然美あふれる奥多摩観光地など、沢山の観光スポットが各所にあり、その魅力は数えきれないほどあります。
政治やビジネスの中心であったり若者文化の発信地である東京は、休日のショッピングや行楽などのシティライフも満喫できる出稼ぎ風俗の人気スポットです。
東京都の地元グルメ
蕎麦
江戸の三大料理の一つでもあり、「粋」が大好きな江戸っ子が好んで食べていたのが蕎麦で、江戸の文化を代表する食べ物です。もり蕎麦を食べる時は、蕎麦の先だけをつゆにつけ食べる、口に入れたらあまり噛まずに食べるなど「粋」を重んじる江戸っ子には食べ方にもこだわりがあったようです。
江戸前寿司
江戸の郷土料理で、昔は「江戸ずし」「東京ずし」とも呼ばれていたそうです。江戸前の海（東京湾）は遠浅な漁場で、新鮮なお魚や貝などを新鮮なうちに食べることが容易だったことも普及の一因とも言われています。当時は蕎麦と同様に、さっと食べて変えることが「粋」とされていたため屋台で立ち食いする食べ物でしたが、戦後に衛生上の理由から屋台店は無くなり高級な料理の部類に落ち着き、一つ一つをお客様の前で丁寧に握る卓越した職人の技が光る江戸前寿司は外国人にも人気の食べ物です。
もんじゃ焼き
小麦粉を主体とした「粉もの」料理の一つ。戦後はもんじゃ焼きが駄菓子屋で食べるおやつでした。東京下町の伝統的な食べ物で、土手状の囲みを作る方法のもんじゃ焼きは月島派の焼き方で、千住などのもんじゃ焼きは普通にお好み焼きのように広げて作るそうです。
ラーメン
東京ラーメンは「醤油ラーメン」の代表で、明治時代の浅草が発祥と言われていて、日本のラーメン文化の原点とされています。明治時代の浅草発祥以降は戦後に背脂ラーメンや、つけ麺など、多種多様な特徴あるラーメンが誕生しているのが東京です。まさにラーメン激戦区で、伝統的な醤油ラーメンをはじめとしたさまざまなラーメンを楽しめます。
うなぎの蒲焼き
うなぎを背開きにして頭と骨を取り去って竹串に刺して白焼きにし、さらに蒸して軟らかくしたうえで、甘辛いたれをつけて蒲焼きにしたものです。裂き方、串の刺し方、焼き加減といったものに熟練の技が必要で裂き3年、串6年、焼き一生と言われています。関西では腹開きにしますが、江戸前は背開きで、背開きにすると身崩れしにくく腹側の脂を落とせるのと、江戸の町で腹切りが嫌われたため背開きにするのが主流とも言われています。
柳川鍋
開いたどじょうとささがきゴボウを並べて醤油とミリンの割り下で煮、卵でとじたものが柳川鍋です。どじょうを開かずに丸ごと煮た「どぜう（どじょう）鍋」とは異なりますが、両方とも江戸時代から伝わる東京下町の名物料理です。
深川飯
東京の深川飯はあさりとネギを味噌で煮立てた汁をかけたタイプのものと、醤油で炊き込んだタイプの二種類があります。江戸時代にアオヤギが隅田川の河口付近にある深川で大量にとれたところからきており、明治の頃からアサリに変わったようです。漁業にいそしむ合間に漁師飯として漁師が食していたことが起源とされています。
