最近は、バツイチ、バツニなんていう話はよく聞く話です。
それでも、バツは嫌だという人がいる一方で、バツは関係ないという人もいます。
これは男女問わず言えることです。そんなの関係ないという人もいます。
何よりも離婚率が高まったのが理由です。女性の場合、多くの離婚者には子供がいて、子供がいる状況下で男性と出会い、恋愛し、子供を含めた自分と向き合ってもらう必要があるのです。

バツイチを受け入れてもらいたい女性。では男性は？

一方で、男性は養育費を払っていることを告白し、その自分と向き合ってもらう必要があるのです。
どこで言うべきなのか、誰もが迷い苦しむポイントでもあります。好きであればあるほど、言うタイミングを逃がし、愛しすぎないよう努力し、心に何か抱えたまま人と接している人も少なくはないでしょう。
人は正直に向き合わなければ理解し合えない、これは当たり前のことですが実際問題この気持ちを完全否定することはできません。
なぜなら、考えてもみてください。例えば女性が離婚して子供を抱えて日々仕事に追われている。
億万長者と結婚していたならまだしも、ほとんどの方々が微々たる養育費の中で、生活しているのです。
人生経験だけが積み重なり、新しい男性がもし独身であったら、だれが言えるのでしょうか。
この状況を、どう伝えろというのでしょうか。
言いにくいに決まっています。それでも人によっては、「バツイチ子供一人です」なんていう人もいます。
これを言える方は、今だけでなく先を見ているのです。
事実を言って、自分のもとを去る方がいても、それは自分とは関わるべきではないのだと知っているのです。
最近、男性は特に言い出す方が多くなってきたような気もいたします。
それでも、なおひた隠しにする人もいます。
わたくしが言いたいのは、この隠すという行為を安易に否定することはできないということです。

バツイチ子持ちでも魅力ある女になれる

バツイチ子持ちの女性の話です。
相手の男性は40歳以上。身体の関係を持つ前に、自分の身の上を話しました。
最近はそういう人は少なくないよとも言われ、とても彼女に優しく、二人は自然と結ばれていきました。
一年もすると、彼女はその彼との子供を妊娠し、彼にそのことを打ち明けたそうです。
彼は、「君のことは好きだけれど、結婚とかは考えられないからおろしてほしい」と言ったそうです。
彼女は悟りました。40歳を超えたひとが、こんな風に言うわけだ。今後一切、誰かを愛してはいけない。
たとえ愛したとしても、それはお遊びでいいのだと思ったのです。
それでも、生きていると恋をします。
彼女は、30代後半の離婚協議中の方と恋におちました。
その方は、彼女に真剣に向き合い将来の話もしていました。
離婚協議中の彼には、お子様が二人いらっしゃって、その子供のことは彼も愛していたのです。
彼女の元旦那様はお子さんに対する愛情がなかったそうなので、子供に対する接し方をみて、この人は違うかもしれない。
私は向き合えるかもしれないと考えたそうです。

秋になりました。彼は彼女に「子供の受験が始まるから、夫婦関係をやりなおしたい」と言ったそうです。
彼女は本当の幸せの意味はなんだろうかと考えました。
そして「あなたはまだ夫婦に戻れるチャンスがあるみたいだから、そのチャンスを無駄にしてはいけないよ」と彼を送り出したそうです。

あなたは、こんな彼女をなんて不運な女だと思いますか。
恋愛ばかりしているから、こういう男にも騙されるのだと思いますか。
私は同じ女性として、彼女を侮辱することは一生ないでしょう。
なぜなら、バツイチで子供がいて、それだけリスキーな問題です。
そのうえで男性と出会い、ゴールインできなくても、彼女そのものを受け入れるだけの魅力があるのです。
芯の強さ、心の広さ、豊かさ、そういった数字に出すことのできない魅力があるのです。

最後に･･･

いま彼女は、特定の彼氏を作らず、出会ってもバツイチ子持ちであることを秘め、仕事と子供と自分にのみ向き合い、異性とはたまに遊び、充実した毎日を送っています。
そんな彼女に素敵な男性があらわれる日がくるのでしょうか。
きっとくると思っています。
誰にだって平等に幸せになる権利はあるのですから。
いつか盛大な結婚式でもやってくれると、信じています。